明光義塾のバイトの口コミ！教師志望の私が明光で学んだ３つのこと

中学生、高校生の頃に恩師とも呼べる先生に出会ったことで、
いつしか「将来は学校の先生になりたい」と思うようになりました。

高校を卒業し、大学に入学してすぐに教師への道に繋がるバイトを
したいと思い、自宅近くで募集のあった個別指導の明光義塾に
応募しました。

教育への熱が通じたのか、すんなりと採用が決まり、
塾講師をデビューしました。

それから2年間ほど塾講師として働いたのですが、とても多くの
学びがありましたので、書き起こそうと思います。

明光義塾のバイトの口コミ！教師志望の私が明光で学んだ３つのことは？

私は文系なので国語、数学、英語を教えていました。
数学、英語は少し自信がなかったのですが、国語は昔から得意だったので、
大丈夫だろうと思っていました。

ですが生徒は思わぬところで質問してきます。

授業は会社が用意したテキストに沿って進めますし、
解答書もあるので基本的に進行に問題はないのですが、
文章中の古文の単語の意味を尋ねられた時に、
さっと出てこなかったんですよね…。

得意な国語ですら度々「なんとなく覚えているけど、はっきり自信を持って
教えられない」「わかるけど何て説明すればいいのかわからない」という
状態になりました。

完全に自信喪失です。「今の自分は学力が全然足りていない。
教師になるためにはもっともっと知識、学力をつけなければいけない」と
感じました。

おそらく長いこと教師や塾講師を続けていくと、生徒がつまづきやすい部分、
疑問に思いやすい部分がわかってくるのではないかなと思うので、
そこは経験だろうと今では思います。

塾に通ってくる生徒で最も多いのが高校受験を目標とした中学生ですが、
中には中学受験をする小学生もいます。

受験を経験してきた方はお分かりだと思いますが、
目指している学校に入学できるか否かで人生は大きく変わります。

その受験勉強のサポートをするのが塾講師の仕事です。
「アルバイトだから」という言い訳は通用しません。

自分の出せる力を総動員して授業に臨まなければなりません。

私は学力に自信がなかったですし、要領も良い方ではないので、
予習にものすごく時間を使っていました。

予習に時間をとって、自信が持てるまで読み込んだり、
演習をしないと不安でたまらなかったからです。

とにかく日々プレッシャーを感じていたので、大学生のアルバイトとしては
しんどかったかなと思っています。

でも教師になったらそれ以上のプレッシャーを感じるし、
責任もかかってくるので、早めに体験できて良かったです。

明光義塾は生徒がテキストの問題をひたすら解いて、丸つけをして、
間違えたところは解説するという流れで授業を行います。

受験対策としては問題をたくさん解いていくことが
重要なので、理にはかなっていますが、私はだんだんと物足りなくなりました。

私が学校の教師になりたいと思ったのは、とても面白い国語の先生の影響でした。
とにかく授業が面白かったんです。

何回かに分けて一つのお話を読み解いていくのですが、
その解説が面白いし、深く深く登場人物の心情に迫っていく楽しさがありました。

私もそういう授業をして、生徒に国語が好きになってもらいたいと
考えていたので、受験に成功するためのルーティンワークのような塾の授業は
なんとなく味気ないと感じてしまいました。

塾の講師は「できない部分をできるようにする」「生徒の学習をサポートする」
という素晴らしい面もありますが、やはり教師にしかできない授業や、
授業を通して生徒に伝えられることがあるのだということを学びました。

以上の３つのことを学べたので塾講師のアルバイトをしてみて本当に良かったです。

私は紆余曲折を経て、結局教職には就きませんでしたが、
明光義塾で働いたことが、進路を決める上で良い経験となりました。
（経験したからこそ逆になりたくないと思ってしまいました）

学校の教員志望、塾講師志望、その他の教育に携わりたいと考えている人は
１年間だけでもいいので塾講師のアルバイトを経験してみると、
良い気づきが得られるのでオススメですよ。

★明光義塾でバイトしてみたい方は面接や採用試験内容についての
記事もご覧ください⇒明光義塾のバイトの面接内容と試験内容はこんな感じ！