塾講師のバイトにおける試験ですが、ほとんどの塾で行われています。
当たり前のことですが、ある程度の学力はこの仕事には必須ですので、
これだけは避けることができません。
本記事ではテストの内容と、求められる講師像についてお伝えします。
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内容は主に高校生レベルの問題が出題されます。小学生・中学生しか
指導を行っていない塾においても、塾講師のバイトの試験では、
高校生レベルの問題が出題されると思っておいてください。
やはり生徒を指導するとなると、その学年に応じた問題が解けるだけでは、
満足に教えることはできません。中学生を教えるうえでおいても、
高校生レベルの知識・技能は必須となるのです。
教えるということは、生徒が持つ「なぜ？なんで？」にしっかりと答えを
導き出すということです。ただただ答えに直結するようなヒントを
与えるだけでは、講師の仕事は勤まりません。
例えば社会科では、中学生が「なぜ？なんで？」と思ってしまうような場面は
いくつもあります。
中学生という定められた期間で、学ばなければならない範囲が広いため、
要点だけに絞って教科書を作成しているからです。
なぜ「鎌倉時代に将軍政権から執権が台頭するようになったのか」などは
中学校の教科書には明記されていません。
しかし、疑問を抱いた生徒にしっかりと理解してもらうためには、
概要をキチンと説明できなければなりません。
そうすると、必然的に日本史の知識が求められるのです。
以上の理由から、ほとんど必ず採用のための試験は行われると
考えておいてください。しかし、試験はあくまで参考の一つに過ぎないので、
ネガティブな要素としてとらえる必要はありません。
私たちは天才肌で能力が高すぎる講師ばかりを求めてはいません。
特に個別指導や、学習塾などでは、学生時代に、勉強は苦手だけど、
人一倍の努力をして点数を上げてきたという講師を必要としています。
個別指導塾や学習塾では、どんなに頑張ってもなかなか理解ができない、
点数があがらないといった悩みを持つ生徒がたくさんいます。
そういった生徒に寄り添い、「自分も同じ経験がある。でも自分はこうやって
乗り越えてきたよ」と実体験をもって生徒に伝えてあげられる講師の方が、
そういった生徒からの信頼は得られやすく、良い指導ができるからです。
このように学習塾によっても、求められる講師像は違います。
例え試験があっても、苦手だからとあきらめずに、頑張って立ち向かって下さいね。
その努力が、生徒の指導に必ず役に立ちますから。
