「塾講師のバイトを短期でしてみたい！」と思いつつも、
実際に募集はあるのか、短期で業務がしっかりと行えるのかが
心配ですよね。
私の友人は夏期講習中だけの短期バイトをして、
すごく充実していたみたいです。
（「教え方が上手い！」ということで生徒からバイトの継続を
求められたそうです。）
そういうケースもありますが、実際は求人情報サイトを見ていても、
あまり短期での募集はないように思います。
実際のところはどうなのか？現役塾講師の方にお話を伺いました。
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塾講師バイトは短期の募集はあるの？
通常では短期での募集というのはありません。
ただし、入学試験の勉強が本格化する１１月ごろからとなると、
募集があるのかもしれません。
塾業界はそのあたりから最も忙しく、慌ただしくなりますし、
熱も入ります。もしどうしてもその時期に短期で講師をしたいと
望んでいるのであれば、一度探してみてください。
さらに募集要項や求人サイトに記載がなくても、
直接交渉することで特例的に認められることもあり得ます。
大手の塾ではそれはほとんどないでしょうが、個人経営の塾では、
時期的に極端な人手不足となることがあります。あなたの交渉次第では、
そういった時期のみの採用を認めてくれるところもあるでしょう。
実際に私は個人経営の塾で勤務しておりますが、１１月以降、
特に年始から受験までピンポイントでお手伝いしてくれる講師の方が
いればすごく助かります。
しかし受験が終わるとまた落ち着きを取り戻すので、
言い方を悪くすれば講師の方はお役御免になってしまうわけです。
しかし塾側としてはそんな身勝手な採用はできないので、
自らそのような期間での採用を提案して頂ければ、すごく助かると思います。
短期の塾講師バイトでも得られることって？
短期の指導経験でも得られることはあります。
子どもを指導する難しさは１カ月あれば実感できると思います。
特にあまり勉強が得意ではない子どもに対しての指導です。
しかし教育というのはそのような生徒を、いかに点数をあげていくのかが
重要となるところです。
その難しさを実感することは、その後の教育職に進む人であっても、
一般職に就く人であっても同じように役に立ちます。
生きていく上では、必ず誰かに何かを教えます。
後輩、先輩、上司、親、親戚、祖父母、自身の子ども・・・
誰に何を教える時であっても、この難しさは変わりません。
その難しさを解決する訓練として１カ月の間、子どもを指導すると、
人への教え方が変わってきます。
「わかっているものだと思って話さない」これだけ理解できればもう大丈夫です。
短期で考えられている方はぜひ参考にしてください。
