ITTO個別指導学院の塾講師バイトでは、バイト応募者に対して
様々な試験が課されます。大別すると、以下の3種があります。
・筆記試験
・面接
・模擬授業
今回は、上記3種の試験に関して、その具体的内容をお話ししようと思います。
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ITTO個別指導学院バイトの採用試験 筆記試験の内容
最初に課されるのは筆記試験です。
筆記試験には「性格適性検査」および「学力試験」があります。
性格適性検査では、
「あなたの性格の長所・短所について教えて下さい」
「人に何かを教える時に、最も心がけている事は何ですか
といった質問に記述式で回答していくアンケート式のものと、
「私は人と関わることが好きである」
「目標を立てて行動する事が好きだ」
といった設問にイエス・ノーで回答していく、
適性検査のようなものとがありました。
このような検査の『正解』がどのようなものであるかは私には分かりませんので、
正直に回答していっただけなのですが、それでも採用されましたので、大半の方々も、偽りなく回答されれば、まず大丈夫だと思います。
次に学力試験です。私の勤務した校舎では、公立高校入試程度の難易度の、
英語と数学の試験(各50分)が課されました。
公立高校入試程度ですから、英語であれば単語問題から長文問題まで、
数学であれば、基本的計算問題から二次関数の応用問題(文章題)まで、
幅広い設問があります。
講師の仕事を行うわけですから、当然ながらある程度以上の学力が要求されます。
ご自身の学力を不安に感じられる方々は、事前に少し勉強されてから
臨まれるのも良いと思います。
ITTO個別指導学院バイトの採用試験 面接の内容
面接では特別な事は聞かれませんでした。
他の業種のバイトと同様、履歴書を持参し、相手からの質問に答えていく、
という形式です。
普通に応答・会話出来ればまったく問題ありません。
(私の場合、勤務校舎のアットホームな雰囲気もあって、面接時にもそれ程
緊張しませんでした。)
面接時の服装についてですが、事前の電話連絡の際、服装の指定は
特にありませんでした。しかし、私はスーツで採用試験に向かいました。
実際校舎に到着すると、塾内の講師の方々も、皆さんスーツを着用されており、
私服で仕事をされていらっしゃる方は1人もいませんでした。
“塾講師として働く → 服装はスーツで”
と認識されていた方が無難かと思います。
(参考:塾講師のバイトの面接で髪型や服装は何がいい?面接官に見られるポイントは?)
ITTO個別指導学院バイトの採用試験は模擬授業がある
塾講師のバイトの採用試験が、他業種の採用試験と決定的に異なる点が、
この模擬授業の有無です。
模擬授業とは、採用試験の面接を担当される先生が生徒役になり、
その生徒役の先生相手にバイト応募者が授業を行い、バイト応募者の
教える能力の有無を検査していく、というものです。
模擬授業の範囲については、事前に電話連絡で内容の指定がありますので、
ある程度準備をして臨む事が可能です。
私は、中学一年数学の「一次関数」に関する授業を行いました。
「一次関数を未習の、中一の生徒を相手に」という設定でした。
「分かりやすく」教えられる事が求められますので、ただ単に一次関数の問題が
解けるだけでは駄目です。
「そもそも関数とは何か?」
「その時になぜ、そのような演算を行うのか?」
といったような、少々つっこんだ深い質問にも答えられるようにしておく必要が
あります。
なぜならば、それらの生徒の疑問にきちんと分かりやすく答えられるか否かで、
生徒がきちんと理解出来るか・理解出来ていないままになるか、が
決まってしまうからです。
時間は約30分程度、キリのよい所で試験終了、であったと思います。
結構長いと思われるかもしれませんが、実際に授業をすれば、
30分はすぐに経過していきます。
以上で、採用試験の内容は全てです。
採用であれば、採用試験終了後すぐ、シフトの相談があります。
つまり、次回から早速授業に入る、という事です。
こちらの記事も参考にどうぞ
⇒ITTO個別指導学院のバイトの評判は?元塾講師の口コミ