The進学個別がんばる学園のバイトの口コミ評判は？経験者から聞きました

私は学生時代に、友人からの紹介でがんばる学園のアルバイト講師となり、
学生時代の3年半近くを過ごしました。

その時の経験を踏まえて、働いて良かった点、悪かった点、
人にオススメ出来るかどうかの3点について、書かせて頂きます。

がんばる学園のバイトの口コミ評判－働いて良かった点

まず、働いて良かった点ですが、以下の３点です
➀自己成長出来た
➁責任を持った仕事・プロ意識を持つ事が出来た
➂分かり易く人に説明する

塾講師をしていて良かった点は、自己成長出来た点です。

私は塾講師をするまでは、某カレーチェーンでアルバイトを
していましたが、カレーを何杯作っても充実感を得られず
働いていたのですが、塾講師は違いました。

一番大きかったのは、結果＝対価に繋がったという点です。

どういう事かと言いますと、
生徒に分かり易く説明する事を心掛ける
→生徒のテストの点数が上がり、成績が上がる
→保護者・室長からの信頼が向上し、生徒からは授業の氏名が入り、
室長からの授業の割り当てが増える
→収入ＵＰ

お金が全てとは言いませんが、社会人としては大事な要素です。

自分の仕事に対して結果が出れば、その対価も増える。
良い結果を生み出す様にＰＤＣＡのサイクルを考える様になる。
振り返る習慣があったからこそ、自己成長が出来たと実感しています。

個人的な意見ですが、塾の講師というのは、人の人生を
左右する仕事です。以前に比べれば希薄になったとはいえ、
就職採用時においては、日本は未だに学歴が重視される傾向があります。

私は、塾講師のほとんどの期間を中学3年生を担当し、高校受験の
指導もしておりました。

私の指導により、生徒の成績が変わり、それが受験の結果に影響する。
アルバイトの講師であったとしても、給料を得ている以上は、
それに見合う仕事をしなければなりません。

当時はそうした思いで生徒の指導に取り組んでいましたが、
今思い返すと「プロ意識」であると思います。

学生のアルバイトながらに、プロ意識を持って仕事に取り組める機会を
与えられた事、それが良かった点です。

塾の指導とは何かと聞かれて、私が答えるとしたら、
「分かり易く人に伝える事」と答えます。
生徒が分からない、理解しにくい事を、自分の言葉に置き換え、
事例を以って補足し、説明をし、理解を得る。
指導とは、その繰り返し、反復だと思います。

私は、保険を営業する仕事をしているのですが、難しい保険商品を
分かり易く人に説明をするという事にいつも苦労されます。
塾の生徒と違い、保険でお会いするお客様は不特定多数ですからね。

人に分かり易く説明する事の難しさを経験し、
絶えず試行錯誤出来た事、それが良かった点です。

塾講師の良い点をいくつか挙げましたが、悪かった点もあります。
以下の通りです。
➀時給が一コマ単位であり、資料作成の準備の時間が労働時間にカウントされない
➁生徒（保護者）からのクレーム・苦情に悩まされる
➂信頼され、担当授業が増える程、付随の業務が増える

最近のテレビニュースでも拝見しましたが、個別指導塾の
給与というのは、時間給ではなく、自分が受け持つ授業単位で
決まるのが、ほとんどだと思います。

つまりは、生徒に指導をしている授業時間は給与になるけれども、
それ以外の時間は給与とはなりません。

私は、生徒が解く問題は全て自分で一度解いていましたし、
問題集のコピーを事前に取ったり、割と事前の準備に時間を
費やす方でしたが、それらは全て労働時間外です。

時間給ではないので仕方ありませんが、労働をしているので
多少は給与として認めて欲しいという思いはありました。

生徒からというよりも主には保護者からですが、苦情・クレームには
悩まされました。今でも覚えている苦情・クレームとしては
本当にプロの指導なら、授業時間内に完璧に指導し、宿題を
出さなくてもよいはずだというのがありました。
（他にもあるのですが、今回はこれくらいで）

私が担当していた生徒はお世辞にも成績優秀とはいえず、
中学3年生にもなるのに、小学校の算数が出来ない生徒もいました。

当然、算数が出来なければ、数学は出来ない為、小学校から
振り返る必要がありました。ですが、授業時間も限られている為、
算数のドリルを宿題に出した所、上記のクレームとなりました。

その時は、室長から気にしなくても良いとの話になりましたので、
大事にはなりませんでした。

余談ですが、小学校レベルの「読み・書き・そろばん」を
教えるのは、学校の責任ではなく、親の責任だと思います。

親が自分の果たすべき責任を放棄し、学校の責任や塾の責任に
したりするのは、自分の親としての責任を放棄しているのだと思います。

私は室長から信頼頂いておりましたので、多くの授業を任せて
頂いていました。が、当然担当授業が増えれば、付随の業務も増えます。

例えば、塾のカギの開閉、電話番、テスト対策の為の資料作成、
授業の編成と担当講師の割り振り、等々です。

前にも書いた様に、給与は時間給とはなりませんので、それらは
いわばサービス残業の様なものです。

室長は臨機応変な方でしたので、一部認めて頂けた部分もあったと
思いますが。やはり、時間給ではないのに、業務があるという点は、
アルバイトとしては難があります。

最後に、人にオススメ出来るかどうかで言えば、将来教師を志す方、
人と接する事に喜びを感じる方、将来営業職を志望される方は、
オススメ出来ると思います。

理由としては、私が良かった点に挙げさせて頂いた通りです。
学習塾でのアルバイトを検討している方の少しでも参考になればと思います。