やはり学歴は気になりますよね。正直なところ全く影響が無い、
というわけではありません。
しかし最終的には、採用の判断材料の一助となります。
今回はそのあたりの話を詳しくお伝えします。
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塾講師の正社員になるのに学歴は必要?
例えば、採用候補にA氏とB氏がいたとします。
A氏もB氏も採用試験の点数はほぼ同点、面接の際も二人とも好印象、
しかし採用枠は一人・・・という場合には学歴が左右します。
学歴とは良い点と悪い点があります。悪い点は学歴によって
先入観が生まれてしまうことです。学歴だけでは、
その人の能力を左右することはできません。
しかし先入観があることによってどうしても悪い印象に
転がってしまうことがあるのも事実です。
良い点はその逆です。自慢のできる学歴を残していれば、それは努力の証となり、
自らアピールせずとも、学歴がそれをアピールしてくれるのです。
塾のホームページの講師紹介などのページを巡ってみれば
それは一目瞭然でしょう。だいたい講師紹介のページには
有名国立大学や有名私立大学の名前が輝かしく掲載されています。
これは間違いなく、そこに経済効果があるからです。
もし、あなたが保護者の立場で、さらに子どもを通わせる塾を
探している状況でホームページを見ていたならば、
どうしてもそこに目がいってしまうはずです。
塾側としても講師の中に少しでも多く、
高学歴の講師がいると、宣伝もしやすい訳です。
筆者の私自身、学歴で講師の能力は左右されないと思っています。
ただし、世間の目がそうでないことは理解しなくてはなりません。
保護者や生徒は間違いなく学歴フィルターを通して講師を評価します。
私自身学習塾に勤めていて、何度も生徒から「先生ってどこ高校出身
なんですか。どこ大学卒業なんですか」と聞かれた事があります。
テレビなどのマスメディアの影響なのか学歴重視の視点は、
子どもにまで伝わっているのです。そこで子どもが驚くような大学名を
挙げれば、子どもは尊敬の目つきで講師を見ます。
平均的な大学ですと「ふ~ん」と言ったような顔でこちらを見ます。
悲しいことにこれが現実なのです。
塾講師の正社員になりたいけど学歴に自信がない時はどうすればいい!?
では、自分は学歴が高くないから・・・と落ち込むしかないのでしょうか。
いいえ、違います。学歴はあくまで参考にされる要因の一つでしかありません。
もし、学歴に自信がなければ、それ以外の能力を
身につけれよいだけの話です。英語能力検定や、TOEIC、日本史検定や
数学検定など、自身の努力をアピールできる資格というものは多くあります。
それらを所得することで、学歴はカバーできます。日本は良くも悪くも、
まずは表面から判断されます。学歴や資格はその表面上見られる
バッジのようなものだと考えれば結構です。
最終的に講師としての能力を問われるのは指導力ですので、
講師としての評価は、勤務してから鍛錬すれば問題ありません。
もし採用に関して学歴を気にされている方がいるならば、学歴以外で
あなたの努力を証明する資格の所得を目指してみてください。
その努力はかならず講師として勤務した際にも役に立つでしょう。
★気になる塾講師の年収についてはこちらの記事を参考にしてください★
⇒塾講師の正社員の給料や年収の相場は?高い?