「塾講師の仕事にずっと憧れを持っていた」
「教える職に就きたいと思うようになった」…など
塾業界への転職を検討する方もいるのではないでしょうか。
1度他業種の仕事に就いたものの、塾講師への想いが募り、
実際に転職し、現在塾講師を務めている方から、転職事情を伺いました。
(その方の転職したきっかけはこちらから⇒私が20代で塾講師の正社員へ転職した理由)
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塾講師は未経験の30代40代でも転職は可能?
塾の仕事は、資格等は必要ないので、可能と言えば可能です。
もし給与面に不満が無ければ転職先として考えるのもアリかもしれません。
しかし、気をつけなければならない点が3点あります。
➀点目は知識的に問題はないか、
➁点目は多数の生徒を指導することに問題はないか、
➂点目は、若い世代と関わっていくことに問題はないか、
という点です。
➀、➁点目は、塾講師としての能力の問題です。知識面や指導面は
必ず面接で確認されます。特に学業から離れていた年数が長ければ長いほど、
忘れていることが多いと思われがちだからです。
目に見えるよう資格などをとっておくと、面接の際は幾分か有利に
進められるかと思います。
指導面では、指導は一般企業でいうところのプレゼンテーションに
近いものがありますので、そのあたりのスキルをアピールできると
いいかも知れませんね。
塾講師としての能力はもちろんですが意外にも➂点目の
「若い世代とのコミュニケーションに問題はないか」は重要である
と考えています。
若い世代は40代より上になるとかなり敬遠しがちです。
特に若い世代に歩み寄ろうとせず「昔はな~・・」というようなタイプの
教員、講師には生徒は見向きもしません。
そうなってしまうといくら上手な授業ができても、効果は
半減してしまうのです。相手はあくまで10代の若者ですので、
その世代の流行りや、話題なども敏感にチェックし、授業に少しでも
利用できるような方だと転職もうまく行くのではないかと思います。
ただデメリットだけではありません。塾講師であれ、教員であれ、
社会経験豊富な方を求めている事もまた事実です。
社会経験を積んだ人物だからこそ語ることのできる経験等は、
勉強に行き詰る生徒へのアドバイスや、進路相談の際などには
かなり役に立ちます。
そういった意味でメリットとなる部分があり、講師の能力さえ
十分であれば、求められている人材だと思いますので、
前向きに考えられている方はぜひ一度講師職に就いてみることお勧めします。
★塾講師の1日の仕事内容はこちらをチェック!
⇒塾講師の正社員の仕事内容は?一日のスケジュールはこんな感じ!