飲食店やスーパーなどのアルバイトは高校生でも
できますが、塾講師のバイトは大学生からしかできません。
大学生になって興味がわいて「塾講師のバイトやってみようかな？」と
思う人はたくさんいると思います。
塾は世の中にたくさんありますし、求人も常に出ていますしね！
塾講師のバイトを大学生でするにあたってのメリット・デメリットを
経験者が書いていきます。
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塾講師のバイトを大学生がするメリットは？
①教師を目指す人にとっては良い経験になる
将来小、中、高校関わらず「教師になりたい！」という学生にとっては
とてもオススメなアルバイトです。
塾講のバイトをしていると、楽しいこともあれば辛いこともあります。
教師という仕事への理想が打ち砕かれる人もいると思います。
実は私がそうでした。
というのは、こちらがどんなに一生懸命授業をしようとしても
全くやる気のない生徒、機嫌が悪く、どんなに話しかけても一言もしゃべらない
生徒がいたりもします。
「授業をするということはこんなに大変なんだ」と塾講師のバイトを
して初めてわかりました。
叱る、注意することの難しさ、教えることの難しさを学び、
そして自分の学力の足りなさを思い知らされました。
教師になって始めて挫折を味わうよりも、塾講師で
経験しておいてよかったと思いました。
（この経験で私は教師になることをやめました…）
塾講師のバイトは教師志望の人がすごく多いです。
大学生の同僚は全員大学で教員免許をとるための授業をとっていましたし、
真剣に教師を目指している人も多かったです。
だから教師志望の人は同じ目標がある友達、先輩ができるチャンスがあります。
教師になりたい、もしくは興味がある人は一度塾講師の
バイトをして、少しでも教育に携わってみるととても良い経験になりますよ。
②生徒の成長に関わる喜びがある
自分が担当した生徒の成績が上がった、テストの点数がよかった、
わからないところがわかるようになった…など
人の成長を間近に見れる喜びを感じることができます。
それだけ責任感を持ってしなければいけないバイトですが、
さらっとできるバイトに比べてとてもやりがいがあると思います。
試行錯誤をしながらバイトをしていると、学力もそうですし
人間的に成長できます。
塾講師のバイトを大学生がするデメリットは？
①割りに合わないので稼げない
高校受験対策として塾に通っている中学生の指導を行う
塾が多いと思うのですが、高校受験がうまくいく、いかないで
その生徒の人生が変わります。
生半可な気持ちでできるほど簡単なことではありません。
もしも間違ったことを教えてしまったら？
生徒の質問に答えられなかったら？という不安が常にあります。
（特に新人のうちは…ベテランになってくると答えられないことが
ないという人もいます）
なので私は授業が始まる前に必ず予習をしていました。
バイトの開始時間よりも早く塾に行き、テキストを読み込んだり、
それでも間に合わない時はテキストをコピーさせてもらって
家ですることもありました。
こういった予習の時間は時給は発生しないので、無給で
働くことになります。
しかも一日中授業が行われるわけではないので、
一日一コマ、二コマしか入れなかったりします。
そうなるとなかなか稼げません。
学校や、サークル活動などで忙しい学生にとって
ただ「お小遣いを稼ぎたい」という理由ではなかなか厳しいバイトです。
塾の講師バイトの時給の実情を詳しく書いた記事も
参考にどうぞ⇒塾講師バイトの時給が高いのは嘘!?実は低い理由3つ
②シフトの融通がきかない可能性がある
個別指導の塾で、固定の生徒の担当制をとっているところや、
曜日、時間固定のシフト制になっているところだと、
なかなか休みづらいです。
ごくたまに「この一日だけお休みいただきたいんですけど…」という
風に交渉することはできるかもしれませんが、しょっちゅう自分の
都合で変更できない塾もあります。
ここら辺は面接時、もしくは求人募集へ応募する前に
電話をして問い合わせておくと安心です。
