第一ゼミナールのバイトの口コミ評判-業務内容と給料について
アルバイトであればメイン業務は授業です。
1コマ80分の授業を行います。
週に何日、一日何コマ入るかはその校舎の
校長との相談で決まります。
担当科目についても同様。
基本的には希望通りのコマ数、担当科目となります。
授業形態は集団授業と個別指導です。
第一ゼミナールの中に個別指導が併設されている校舎と、
個別指導のみの校舎(ファロスという名称になる)がありますので、
自分のやりたい授業形態に合わせて校舎を選択すると良いでしょう。
17時から授業が始まりますが、30分前には
校舎にいることが求められます。
少人数校舎であれば問題ありませんが、大人数の校舎だと
小テストやプリントの準備に時間がかかります。
授業前はどの教員も印刷機やコピー機を使うため、
余裕を持った出勤をしたいところです。
この授業準備の時間は、1コマにつき10分指導準備の
時間として給与に反映されます。
授業を終えたらすぐに帰宅できるわけではなく、
生徒の質問に答えたり送り出しをしたりします。
このあたりの時間を給与に反映してくれるかどうかは
その校舎の校長によるので要確認です。
月に1回教室会議、1年に2回研修があります。
教室会議は主に生徒についての情報共有、研修は
入試情報の共有や授業スキルの研鑽を目的としています。
関心を持てれば有意義な時間になるしきちんと給与も
発生するので参加しておくのが吉です。
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第一ゼミナールのバイトの口コミ評判-良い面
授業が多少下手でも勤務態度をきちんと
していれば職級を上げてくれます。
生徒にも授業のわかりやすさをアンケートで問うので、
自分のスキルが如実にわかります。
最初のアンケートは誰でもひどい数字をたたき出し
大いに落ち込みますが、2回目のアンケートの時には
目覚ましく改善されている人がほとんどです。
少なくとも私の経験では2回目以降、改善された先生しか
見ていないし、私自身も信じられないほどに数字が伸びました。
自分のスキルが上がったことがわかりやすいので、
結果主義の人には向いています。
アルバイトの先生にも保護者対応や電話応対が
出来るように指導がされるので、社会人になったときに
必要な素養を身に着けることも出来るし、
「生徒について」をテーマとして「報・連・相」の
練習もできます。
意外と社会人になったときにこれが役立ちます。
第一ゼミナールのバイトの口コミ評判-悪い面
校によって全く雰囲気が違うので、同じ給与でも
違う質の業務をしていることがままあります。
私自身もいくつかの校を兼務したり異動したりしましたが、
A校では給与に反映された業務がB校では反映されない、
ということが多発します。
キャリアが長ければ「A校ではお給料を頂いていた」
ということを言えますが、大学生などの経験の浅い教員は
何も言えずに終わってしまうこともあります。
また、塾業界のアルバイト全体に言えることですが、
1年以上続けないとただ苦しいだけの
経験になってしまいます。
2年目に入ったとき1年目に行った予習や経験などの
貯金を使えるようになると、ようやく楽しさや
やりがいが見えてきます。
そのため手軽にサクッと稼ごうという人には
向いていません。
新人でもいきなり授業に放り出され、実戦で
授業スキルを磨くように求められます。
授業の練習などは校長の厚意や自分の意欲がないと
設定してもらえません。
その代わり「最初は誰でも下手、経験を積めば
誰でも上手くなる」というのをよくわかっている教員
ばかりなので特に責められもしません。
うまくなりたければ自分から教えを乞う必要があるので、
引っ込み思案だと辛い思いをすることもあるでしょう。